『パラノーマル・アクティビティ』 (2007/米)
★★★★★★
監督:オーレン・ペリ
出演:ケイティ・フェザーストーン/ミカ・スロート/マーク・フレドリックス/
アンバー・アームストロング 他
【STORY】
一組の若いカップル、ケイティとミカは深夜に起こる不可思議な出来事にを突き止めるため、ビデオカメラを設置し撮影することに。真夜中、二人が眠りについた後、部屋では一体何が起きているのか。そのビデオには衝撃の映像が映っていた…。
<感想>
公開当時、なかなかおもしろそうな感じで気になっていた映画である。
実際観てみると、まあまあそこそこって映画だった。
撮影方法はホームビデオ風なもので、内容も日常生活を撮り続けているというものなんで、リアルな感じはするものの、逆に映画としての面白みはそれほどないように感じた。
家を徘徊する得体の知れない何か。
その何かをおさめるためにビデオを撮り続けるんだが、異常な現象は確認できるが正体はわからない。
霊能者に相談するも、霊ではないという。
そう、この映画、霊ではなく悪魔的なものの映画だった。
文化が違うということもあるのだろうが、悪魔ものはあまり怖く感じない。
この映画でもそれは当てはまり、画的にもそれほど怖い場面もなく、かといって心理的にくる怖さも少なかった。
結局のところ、何が原因で怪現象が起こったのかがわからず、ちょっと消化不良気味な感じだ。
超低予算で頑張った作品だとは思うが、大変よくできましたとはいかない作品だった。