『HYDE ハイド』 (2004/米)

★★

監督:ニック・スティルウェル
出演:ブライアン・フィッシャー/ブリー・ターナー/マリア・デル・マー 他

【STORY】
医学生のヘンリーは、ドラッグの力を利用すれば理想的な人間になれると信じ、不法のドラッグ作りに没頭していた。そんなある日、自室で目覚めたヘンリーは、バスルームで血だらけの女性死体を発見する。この殺人は、ドラッグの力で現れた、"もうひとつの人格"がやってしまったことなのだろうか。人格をコントロールしなければ、愛する人さえ殺しかねない自分に苦しみながら、ヘンリーは瞬く間に狂気の淵へと堕ちていくのだが…。

<感想>

またもや“この手”の作品に手を伸ばしてしまい、見事に失敗してしまった・・・。

DVDパッケージに例のごとく書かれている、『CUBE』『SAW』を凌ぐ・・・とかいう文字。

絶対そんな風には思えない作品でもついつい手が伸びてそのままレンタル。。。そして失敗・・・。

もう何本こんなやり取りを繰り返しただろうか・・・。まさにそんな1本でした。

ドラッグを服用することによって、自分とは違うもう一つの人格が形成されていくという話だが、まったく魅力がなく、展開も分かりにくく、その原因がドラッグによるものってにも。。。

今の自分とは違った性格の自分というものには、どんな自分になってるだろうなぁ~という興味はあるものの、ドラッグによって変わってしまいたいという発想には興味を抱けないまま、作品は終わる。

しかし、この手の作品、まったく『CUBE』や『SAW』と似ても似つかない内容なくせに、よく堂々とそれに類する作品のように宣伝するよなぁ~・・・。

その宣伝文句にまんまと乗ってしまってるのぼうがいけないんだけどね・・・。