『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 (1985/米)

★★★★★★★★★★

監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J.フォックス/クリストファー・ロイド/リー・トンプソン/

クリスピン・グローバー 他

【STORY】
1985年。上司・ビフに苛められる父・ジョージと口うるさい母・ロレインと共に暮らす高校生のマーティ。ある日、彼の友人で発明家のドクが愛車・デロリアンを改造してタイムマシンを作ることに成功する。ところがその矢先、ドクは彼に恨みを持つテロリストに襲われて殺されてしまう。慌ててその場を逃げ出したマーティは、デロリアンに乗ったまま30年前へとタイムスリップ。そこで彼が出会ったのはまだ高校生の自分の父・ジョージや母・ロレイン。マーティは早速若かりし頃のドクに会いに行って事情を説明するが、彼はなかなか信じようとしない。そんな中、何とロレインがマーティに夢中になってしまい…。

<感想>

いや~やっぱり面白い映画は何度観てもいいもんですね~。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの中でも、やっぱり一番よく観ているのはこの作品でしょう!

そして、一番面白いのもこの作品で決まりでしょう!

オープニングからず~っと最後までワクワクさせられながら観れる映画ってなかなか最近はないですが、この作品はまさにそんな作品ですね。

おびただしい時計がチクタクチクタク、タイマーでいろんなものが勝手に動き出してる映像から始まり、プルトニウムという危険な情報まで与えられ、何だ何だ!と考えている間に、どんどん面白くなって目が離せなくなってしまう。そして、タイムマシンの登場である!

夢ですよね~時空を自由に移動できるなんて。

ドラえもんの秘密道具の中でも、タイムマシンはどこでもドアと並んで好きな道具。

話がそれてしまいましたが、夢のある作品って、とっても面白いですよね。

すべての伏線というか、与えられた情報がみんなうま~く結びつき、何の無駄もなく、ちゃ~んとエンディングを迎えることができてる作品。

ホントに見事だと言える作品ですね!

そして、最後に、To Be Continued.これにはやられたというか、観終わってすぐ続き観て~って思ってしまった!

今でこそ、明らかに続きがあるよ~って初めから公にしている映画も多くなって来ているけど、この当時では珍しいことだったのではないでしょうか?

そして、現代の明らかに続編あるよ~って公にしている作品を含めても、ここまで続編を切望できる第1作エンディングはないんじゃないだろうか!?

本編を中途半端にするわけでなく、本編は本編でちゃんと完結させ、更なる期待を持たせるエンディング。ホントに見事である。

それにしても最近はこんな風にワクワクできる映画がどうして減ってしまったのかなぁ。寂しいですね。