『ハプニング』 (2008/米)

★★★★

監督:M・ナイト・シャマラン
出演:マーク・ウォールバーグ/ズーイー・デシャネル/ジョン・レグイザモ/

スペンサー・ブレスリン 他

【STORY】
その異常現象は突然やってきた。ニューヨークのセントラルパークで、何の前触れもなく人々が自殺をするという事件が発生。また、ある工事現場では、作業員が次々にビルから身投げするという不幸な出来事も起こっていた。これらの奇妙な現象は、アメリカ全土に広がりつつあった。共通しているのは、被害者が全員、死の直前に言語と方向感覚を失うことであった…。

<感想>

シャマラン監督作品なんで、どうしても不安な気持ちで観てしまいましたが、やっぱりという感想の作品でしょうか…。

この監督の作品、毎回観たいなぁ~と思うコマーシャルで、どうしても気になるので、観てしまったりするんですが、これまた毎回のように、何じゃそれ?という内容のものばかりで、未だかつて良かったなぁと思う作品に出会えない監督でもある。

あの『シックス・センス』でさえ、めっちゃ良かったなぁとは思えなかったので、その他の作品でそれを求めるのは無理があるのかも知れないが、今回もまさにそんな作品なわけで、食い付きは悪くないんだけど、その後の展開がどうも良くない…。

いつも驚愕のラストや、どんでん返しなラストを演出しようとしているが、常に触れ込みだけでたいして驚愕しないまま終わられてしまうが、今回はある意味、驚愕してしまったかもしれない。

ふるだけふって、そのままかい!まさにWhat happen?な状態でした…。

問題提起するだけしてしっぱなし…。

物語の起承転結の結局、起だけの内容な作品で、せっかく観ても結局何も残らないって感じの作品だった…。

たぶんこの人の感性にのぼうは合わないんだと思う。