『バーティカル・ポイント』 (2003/独)

★★

監督:ウォルフガング・ディクマン/シュテファン・クリシュ
出演:ダニエル・モルゲンロート/アレクサンダー・ヘルト/スザンヌ・ミヒェル 他

【STORY】
山岳救助に従事していたズィーモンは、セスナ機が墜落する事故に遭遇する。そのセスナ機には新婚の夫婦が乗っており、夫は怪我により出血、妻はパニック状態に陥っていた。夫の救出を優先したズィーモンの目の前で、パニック状態になっていた妻が、断崖を渡す橋から転落し命を落としてしまう。ズィーモンはその事が忘れられず山岳救助隊をやめた。一年後、平和だったその山で凶悪事件が起こる。地元の名士の子供とその友達・ジーナを人質に取った身代金誘拐事件が発生。そのジーナこそ、ズィーモンの一人娘だった。娘の救出と事件解決に向け再び山に入るズィーモンだったが…。

<感想>

『クリフハンガー』、『バーティカル・リミット』に続く、山岳《救出》アクション・・・。

という言葉にだまされ観てしまったわけですが、まったくのうそでした・・・・・・・・・・・。

山を舞台に撮影したと言うだけで、山岳っぽくもなく、救出っぽくもなく、まったくくだらないものです。

観はじめてすぐ、何か言葉が変だぞ?と思っていると、ドイツ語でした。

ということはもちろんドイツ映画。

 

きっとしょ~もないはずだ。。。という思いが正解でした!!

ストーリーの導入部分なんか、全く『クリフハンガー』のパクリ^_^;落ち方まで一緒・・・。

1年後起きた凶悪事件ってのが、まったくくだらない事件で、妻が落ちて死んだのを、救助隊のせいだと思い込んでいる夫の復讐劇だった。

まったく逆恨みもいいとこで、妻の勝手な行動により落ちてしまったのにもかかわらず、復讐を企てる当たり、どうしようもない・・・。

 

その復讐劇もすぐ足が付く、お粗末な内容で。。。

おまけに救出にきた、ズィーモン家族の、家族愛を見せ付けられると、突然てくてくと歩いてどっかへ行ってしまった。

 

それでTHE END・・・。何じゃそりゃ???

立て続けにわけの分からん映画を観たってのもありますが、ドイツ映画にはご注意ですね!!

のぼうの中では、ドイツ、フランス、韓国は覚悟して観なければ!というのが固まった感じですね^_^;