『ジェヴォーダンの獣』 (2001/仏)
★★★★★
監督:クリストフ・ガンズ
出演:サミュエル・ル・ビアン/ヴァンサン・カッセル/モニカ・ベルッチ/
エミリエ・デュケンヌ/ジェレミー・レニエ /マーク・ダカスコス 他
【STORY】
1765年、フランス国王はジェヴォーダン地方に出没し100人以上の人々を惨殺している“獣”を退治すべく、自然科学者フロンサックとアメリカ先住民のマニをこの地方に送る。彼らが赴任してからも殺戮は続き、地元の人々は悪魔の仕業だと信じるようになる。フロンサックはマニの神秘的な力に助けられながら、獣の正体を探り出そうとするのだが…。獣は化け物なのか、それとも狼なのか?調べるうちに驚愕の事実が明らかに…。
<感想>
どうしたもんだろ?この映画(^^♪ゴシックホラー漂う雰囲気の映画かと思いきや、なんのなんの!!一言で言うなら、フランス版カンフー映画!
退屈する映画ではありませんが、ちょっとがっかりというか、笑っちゃう映画です。
“獣”が問題になってくるわけですが、この“獣”がいけてない!!完全ににせものとわかるもの。
目撃者もいるのに誰一人として、その不自然な“獣”に気づかないっておかしいよ^_^;
そして、このお話、あんまり“獣”が主となっていないところにも納得いかないね~。
宮廷内のドロドロ模様が前へ出すぎて、せっかくの題材がのぼう的には惜しいものに・・・。
実際、この時期フランスでは未解決ながら、同じような“獣”による事件があったとか。
そのままの雰囲気で作ってほしかったなぁ~。っま、フランス版カンフー映画として観ると、それはそれで面白いかも?な作品ですがね^_^;