『ジグソー』 (2004/伊)

★★★

監督:エロス・パグリエリ
出演:ルイジ・ロ・カーショ/ルシア・ヒメネス/ユウセビオ・ポンセラ/

ホセ・アンジェル・エギド/サイモン・アンドルー 他

【STORY】
3人の男女が殺される、猟奇的な殺人事件が発生。発見された遺体は無惨に切り刻まれ、現場には樹脂・ナイロン糸等の遺留品が残されていた。捜査にあたるのはジャコモ・アマルディ刑事。そして第2の事件が発生。被害者は古物商の女性で、その両腕は切断され、代わりに人形の腕が縫いつけられていた。現場近くに残されていた、次の獲物を予告する血で描かれたメッセージ。ジャコモがその暗号を解いた時はすでに遅く、第3の犠牲者が発見される。今度は両脚を切断され、またも人形の脚が縫いつけられた姿で。ジャコモは、犯人が人間の"はく製"を作ろうとしていると推理。そのために必要な残りのパーツは、胴体と頭部。そして、ガラスで作った義眼だ。ジャコモは徐々に、犯人像を絞りこんでゆく。そして彼がついにたどり着いた真相、それは想像を絶する狂気の深淵に隠されていた…。

<感想>

『SAW』以降、上のような感じのDVDジャケットを良く見かけるようになったと思いませんか?

この作品も例のごとく、『SAW』を凌ぐだとかなんとか書いてあったが、そこはまったく期待せず、うそに決まっていると思いながら観てみたが、やっぱり面白くなかったなぁ~・・・。

ストーリー部分を読んで見ると、猟奇殺人を扱ったもので、面白そうなんだけど、もうこの手の作品では満足する作品には出会えないような気もするなぁ~、残念だけど。

正統派の『羊たちの沈黙』があり、意表をついた『SAW』がある。

この2枚看板を凌ぐものって同ジャンルではかなり難しいだろうなぁ~。。。

というわけで、まさにこの作品もどつぼにはまった感じのする作品で、面白みがまったくない。

ちょっとグロいシーンを見せるだけで、展開が非常につまらない・・・。

と、けなしてみるもののまた同じような作品をこれからも観続けるんだろうなぁとも思う。