『犬の生活』 (1918/米)

★★★★

監督:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン/エドナ・パーヴィアンス/トム・ウィルソン/

シドニー・チャップリン 他

【STORY】
仕事にあぶれ、路上生活を送っているチャーリーは一匹の犬と出会った。他の犬から追い回されているその犬に自分を照らし合わせ、共感を覚えたチャーリーはその犬と共同生活を送るようになる。そして金もなしに入ったダンス・バー「青ちょうちん」で歌手エドナと出会ったチャーリーは、あまりに悲惨な状態にある彼女に同情を覚えるのだが…

<感想>

犬のように路上で生活しているチャップリンを描いた短編作である。

時には本当に犬と一緒に暖をとりながら生活したり、犬に助けられたり、ドタバタコメディを交えながら、上手く作られており、まあまあ楽しめる内容だった。

そしてお金を持たないチャップリンが最後は奥さんとマイホームまで手に入れ、幸せに暮らしたとさという結末で綴られている。

もちろん世話になっていたあの犬も一緒に!ちょっと微笑ましくも思えるし、普通ならあり得ないような展開だが、映画的には丸く納まり、良かったね~と拍手拍手な作品でした。