『イン・ザ・カット』 (2003/米)

監督:ジェーン・カンピオン
出演:メグ・ライアン/マーク ラファロ/ケビン・ベーコン/

ジェニファー・ジェイソン・リー 他

【STORY】
大学講師のフラニーは、店で教え子に最近のスラングを聞いている。その店のトイレで女が手首に刺青のある男のモノをしゃぶっているのを目撃する。ある日近所で遺体をばらばらにする殺人事件が起き、被害者が最後に目撃された店にいたということで刑事マロイが聞き込みにくる。さらに同じ手口の殺人事件が…。やがてフラニーはマロイと関係を持つようになるが、一方でフラニーはマロイを犯人ではないかと疑いはじめる。。。

<感想>

あらららららららららららら・・・。久々にどうしようもない映画ですわぁ、これは。観ないことをオススメ!!

星半分の評価をしましたが、過去に一度だけ出したことのある、“測定不能”の評価に限りなく近い。

最後にちゃんと犯人がわかってからエンディングとなったと言うだっけで、星1つにしましたが。。。

しかし!一応サスペンスのジャンルに分類される映画ですが、サスペンス要素はまったくない!

猟奇殺人が起きても、それについて解決しようという場面もなく、ただ単に殺人が起きたってだけ。

全編ず~とだらだらと物語が進んでいるだけで、退屈で仕方ない映画。

夜観ると間違いなく睡魔に襲われ、心地よい眠りに陥ること間違いなしだと思うね、これは。

サスペンスというジャンルには入れてほしくない映画で、しいてジャンル分けするなら、メグがしょっちゅう脱いで、やたらとセックスをしたがる、安っぽいエロ映画と言うべきでしょうか?

登場人物もあなた意味ないキャラですよね?この話に関係あります?うん、絶対いらないキャラだよね!

とか、このシーン、どうして撮ったの?何の意味もないよね?変な時間稼ぎなシーン?と言ったように、まったく意味のないことが多い映画で、後味が悪く、お口直しの映画が見たくなる感じです。