『イーグル・アイ』 (2008/米)

★★★★

監督:D.J.カルーソー
出演:シャイア・ラブーフ/ミシェル・モナハン/ロザリオ・ドーソン/

ロザリオ・ドーソン/マイケル・チクリス  他

【STORY】
『30秒でFBIが到着する。今すぐ逃げなさい』平凡なコピー店従業員だったジェリーの運命は、その一本の電話から劇的に変化した。次々と起こる奇妙で危険な出来事。それは、電話の声の通りに起こった。生き延びるためには、言いなりになるしかない。一方、シングルマザーのレイチェルのもとにも、同じ声で電話があった。『息子のために命を賭けられるか』と…。

<感想>

スピルバーグが製作総指揮という作品だけど、もひとつ面白くない作品だったなぁ~。

やっぱりもうスピルバーグは過去の人ということなんだろうね。

ここ最近携わる映画で共通して言えるのは、金はかけるしCGも見せまっせというものだけど、内容はたいしたものでない作品ばかり。

この作品もちょっと面白そうな設定で、突然見知らぬ女性から、言う通りに従わないと警察に捕まるぞ!

という電話がかかり、実際に捕まってしまう。

どういうことなのか!?とミステリリアスな状況だったので興味はそそられたが、何てことはない。

国家のホストコンピュータの仕業…。

コンピュータが人間を支配することがあるかも!というよくあるような話だった。

何十年も前ならSF映画として、面白かったのかもしれないが、何を今さらみたいな気がした。

また、アクションシーンはスピード感を重視した映像のため、ドンガシャと激しさは伝わるものの何がどうなったのかが分かりにくいため、イマイチ凄いなぁとは思えないものだった。

これは『トランスフォーマー』の時も感じたことで、迫力ある映像を狙っているんだろうが、クリア感がないのでかえってマイナスな気がする。

そんな感じで、一応普通には観れるものの、どこか秀でている部分があるわけでもなく、かといってとんでもなくしょ~もないというんでもない、平凡な作品ですぐ忘れてしまうんだろうな~というものでした。