『フライトプラン』 (2005/米)
★★★★★★
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター/ショーン・ビーン/ピーター・サースガード/
エリカ・クリステンセン 他
【STORY】
夫の突然の事故死に見舞われた航空機設計士のカイルは、6歳になる娘のジュリアを連れて、ベルリンから故郷のニューヨークへ向かう飛行機に乗り込んだ。夫の棺を乗せて飛び立つハイテク重層ジャンボジェット、E-474。それは皮肉にもカイルの設計した最新鋭の航空機だった。機内に落ち着くと、カイルは睡魔に襲われ、夢の中で夫の幻影を見る。やがて目を覚ますと、隣にいたジュリアの姿がない。客席、トイレ、厨房と探し回るが、乗客も乗員も誰一人として娘の姿を見た者はいない。ジュリアはいったいどこへ消えたのか?
<感想>
久々のジョディ主演作。まさにジョディが全てだ!という映画。
『パニック・ルーム』に引き続き、同じようなタイプの映画となったこの作品、予告編の出来がすばらしく、観たいなぁ~と思っていた作品ではあるが、ちょっと不安を覚えるような微妙な感じでした。
っで、今回観てみたわけですが、思っていた以上には楽しめたんじゃないかなぁ?
あまり深く考えず、素直にこの作品の中へ飛び込んでいきましょう!!
突っ込みたいところが出てきても、ぐっとこらえてひとまず作品を楽しみましょう!!
そんな風に観れたら、時間も短めの作品だしまずまず楽しかったね~と思えるのではないでしょうか?
確かにはっきり言ってこの話の設定はかなり無理があります!たぶんあり得ないでしょう!!
オチが分かってしまってからちょっと気持ちがなえてしまうことは仕方ないとして、それまでは結構ドキドキしながら観れますよ!ホント必死だからジョディが!
もしこの飛行機に同乗していたら、最悪な客と一緒に乗ってもうたやないか!と思ってしまうでしょう。
でも子供がいなくなったという気持ちも分からんでもない。ただ尋常で無い行動は、どうだろ?って思ってしまう。
観終わってしまってから思うところは多々ありますが、この計画した完全犯罪はあまりにも危ない橋を渡っているので、サスペンスものとしては弱いかな。
人の目ってそれほど他人のことなんか見ちゃいね~んだよってのが大前提で作られているサスペンス。
あまり気合入れずにちょこっと楽しむには良いかもしれませんね(^^♪
観終わった後で、あれはありえんやろ?とか色々話題も盛り上がりそうな作品ということで^_^;