『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』 (2004/英)

★★★★

監督:ビーバン・キドロン
出演:レニー・ゼルウィガー/ヒュー・グランド/コリン・ファース/

ジム・ブロードベント/ジェマ・ジョーンズ 他

【STORY】
ブリジットとマークが付き合い始めて6週間と4日、2人は24時間ラブラブだった。仕事は相変わらずだったが、もう以前のブリジットではない。仕事が終わって家に帰れば、愛する彼とめくるめく一夜を楽しむのだ。しかも相手はハンサムで有能な弁護士なのだ。しかし、ある夜マーク宅を訪れると、弁護士仲間のジェニファーが来ていた。若くて魅力的なジェニファーと比べて、自分はデブでとりえがないと落ち込むブリジット。自信喪失から、ブリジットは様々な妄想に苦しみ始め、やがてはマークの愛を疑うようになる…。

<感想>

さてさて、一応『ブリジット・ジョーンズの日記』の2作目も観てみたのですが、これははっきり言って、作るべきではなかった2作目でしょう!

よく2作目はレベル落ちがちなのですが、まさにこの作品は見事なほど、当てはまってます!

前作のような、面白みがこの作品には無かったですね。

いわゆる“負け組”のブリジットがすったもんだしながら、最後には幸せを勝ち取る!

ってしっかりした流れのあった前作に比べて、今回はもう幸せな二人の話から始まるわけで、その恋愛の中の一エピソード紹介映画って感じ。

そう、あくまで一エピソードでしかないから、普通の話ではつまらない・・・。

そのためにわざとらしい話になってしまっているので、明らかに作り物の話。。。

ココに最大の弱みがある。前作では色々、がんばれ!とか、共感できる部分もある作品だったが、今回はそれがない。コメディ部分にしても大げさすぎるし、自然に笑えない。

前作がヒットしたんで作りました的なこの映画に魅力はありませんね・・・。