『舞台恐怖症』 (1950/米)

★★★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェーン・ワイマン/マレーネ・ディートリッヒ/ジョン・ホディアック/

リチャード・トッド/アラステア・シム 他

【STORY】
演劇学校の生徒イヴは、スターのシャーロットの夫殺しで警察から追われる同級生のジョナサンを匿う。そして彼の口から、実は殺したのはシャーロットでありジョナサンは身代わりになっていると知らされる。イヴは彼の疑惑を晴らそうとするなかで出会った、刑事と恋に落ちる・・・。

<感想>

この時代あたりのヒッチ作品は、まだどれも際立ったものはないのが本音・・・。

お!これはいいぞ!と、オープニングからゾクゾクするものはほとんどといってないね。

じゃ~観なきゃいいのになぁ~とも思うが、それは完ぺき主義なのぼう、一度決めたら、出来るところまでは頑張る主義なわけで、ヒッチ作品も一応全作品所有・全制覇を目指している。

まあ実際、全作品所有は無理そうなんだけどね・・・。

さて、話が全然この作品とは関係のない話になってしまいましたが、つまり、この作品も悲しいかな“際立った作品ではない”もののひとつ。。。

一瞬、オープニングでは巻き込まれ型サスペンスの秀作かとも思ってしまいましたが、中だるみ・・・。

結末までそんなに盛り上がりもなく、そして結末も・・・。

 

思ってもみなかったどんでん返しだけど、え?そうなん?という感想で、あ!!やられた!!って感動するようなだまされ方ではなかった。

最後の最後はちょっと、映像にすると、グロイ場面になりそうで、さすがに映されてなかったね。

←今回のヒッチコック登場シーン

ん?この貴婦人、何をぶつぶつつぶやいてるんだろう?って思ったかどうかは定かではありません・・・。