『疑惑の影』 (1943/米)

★★★★★★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョゼフ・コットン/テレサ・ライト/ヘンリー・トラバース/

マクドナルド・ケリー 他

【STORY】
平和な日々を過ごす娘チャーリーのもとへある日、伯父が訪ねてくる。チャーリーと同じ名を持つ伯父を小さい頃から敬愛していた彼女も喜び、しばらく一緒に暮らす事に。しかし、どこなく伯父に不審を持ち始めたチャーリーのもとへ、2人の探偵が訪ねてきて重大な事実を告げたその日から、チャーリーの伯父に対する眼差しは恐怖へと変っていく・・・。

<感想>

これまた、ヒッチコック作品の中でもイケてる作品!

殺人シーンとかあるわけではなく、心理的に怖い、ドキドキするといったもの。

チャーリー叔父さんが彼女にプレゼントする指輪に、見知らぬイニシャルが刻み込まれていたり、真相を知っている者にはドキドキです。

そう、チャーリー叔父さんは、未亡人連続殺人事件の容疑者なんです。

異常なまでに叔父さんを敬愛している彼女が、その真相を知ってからのストーリー展開、見事でした。

そしてこの映画、2人の刑事、2杯の酒、2回の殺人未遂など、“2”にこだわった作りにもなっているので、どこが“2”なのか探しながら観るのもひとつの楽しみ方かも。

エンディングでの映画上の事実からだと、彼女は本当のことは喋ってないというのぼうの判断だが、そうすると、ある疑惑が・・・。

彼女も殺人者なのでは?(正当防衛にあたるとは思うけど。。。)

コレも“疑惑の影”?深読みしすぎか・・・。

今回の登場シーン→

 

今回のヒッチコックくん、トランプゲームで冷や汗もんです。。。

 

相当ショックらしく、体調が悪くなるんです^_^;