『紀元前1万年』 (2008/米)

★★★★

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:スティーブン・ストレイト/カミーラ・ベル/クリフ・カーティス  他

【STORY】
時は紀元前1万年。人も動物も自然のままに生き、マンモスが大地を闊歩する時代。その青年は、サーベルタイガーや獰猛な肉食動物と果敢に闘い、広大な砂漠で旅を続けていた。邪悪な支配者に囚われの身となっている、愛する人を救うため、青年は幾多の苦難を乗り越えて行く…。

<感想>

紀元前1万年前という設定から想像していた内容とは全然違った映画で、イマイチな映画でした。

もっと純粋に我々の知らない紀元前1万年前の世界を表現している作品だと思っていたのに、単に“愛すべきものを守るため、男は立ち上がり戦う”ってどこにでもある内容の作品で、舞台設定が紀元前1万年に設定されていると言うだけの映画だった・・・。

普通に作ったのではあまりにもありきたりすぎる内容だけに、ちょっと舞台を変えただけ・・・。

そんな匂いがぷんぷんする映画で、結構退屈してしまう。唯一の見所は“マンモス”。

それ以外は観ても意味のない映画かなぁ~と真剣に思う。

マンモスの描写は結構リアルだったので、この部分だけは評価できるかなぁ。

サーベルタイガーも出ていたが、これは安っぽい・・・。出番も少ないし仕方ないか!

とまぁ、マンモスだけで、作品の出来はあまり評価できない内容の映画でした・・・。