『ストーカー』 (2002/米)
★★★★★★
監督:マーク・ロマネク
出演:ロビン・ウィリアムズ/コニー・ニールセン/ミシェル・ヴァルタン/
ディラン・スミス 他
【STORY】
大型スーパーの現像所で働くサイ(ロビン・ウィリアムズ)は、身寄りのない孤独な生活を送っていた。そんな彼の楽しみは、常連客ニーナ・ヨーキン(コニー・ニールセン)が持ってくる写真を眺め、一家の一員になったような空想にふけることだった。そして、サイはヨーキン家の予想だにしない事実を知った時、危険なストーカーに豹変しつつあった・・・。
<感想>
さて、今日はロビン・ウィリアムズの怪演が楽しめる、『ストーカー』を紹介しよう!!
この映画は、TVの劇場公開予告編を観たとき、“観たい!!”と思った作品。
予告編でのロビンの演技がたまらなく良かったし、怖そうだったから!
そして、実際に観て、まず思ったのは、日常良く使われている「ストーカー」と言う言葉と、この映画における「ストーカー」のギャップがあること。
確かにサイ(ロビン・ウィリアムズ)は、上の写真のニーナ(コニー・ニールセン)を気に入っているし、サイの家にはこの家族の幸せそうな写真が、壁一面に飾られている。
ストーカーであることには間違いないが、一般に想像されるストーカーの行動とは一味違う!!
ある日サイは、職業柄ヨーキン家の秘密を見てしまい、豹変していくが、単にストーカーとしての行動がエスカレートしていくだけではない。
最後まで観終わったあとは、ちょっぴりサイがかわいそうというか、寂しく思えてしまう・・・。
しかし、もっとびっくりなのは、その後のこの家族とサイとの関係!?
一瞬だけ紹介されるが、そうなるかっ!!って関係に。
ストーリー展開上、なぜこの家族が選ばれたのか、よくわからない部分もあるが、そこそこ楽しめる作品(^^♪
あまり、怖いんだろうなぁ~って期待しすぎると、ちょっと拍子抜けするかも・・・。
しかし、ロビン・ウィリアムズの演技はGOOD!!
おちゃらけ路線もいいけど、こういう役もはまり役では!?
ちょっと『インソムニア』も観てみようかと思う今日この頃。。。