『スプリング 死の泉』 (2000/米)

★★★★★

監督:デヴィッド・S・ジャクソン
出演:カイル・マクラクラン/アリソン・イーストウッド/ジョセフ・クロス/

ザカリー・アンスレイ/アーロン・バール 他

【STORY】
デニスは一人息子のブライアンとの旅の途中、車の故障で立ち往生していた若いカップルに手を貸すが、様子のおかしい彼らは荷物を一つ置き忘れたまま走り去ってしまう。それから数時間後、そのカップルが町の住民に発見されると、不可思議な事が起こっている事がわかってくる。何故か彼らは、その短時間のうちに動く事もままならないほどに、年老いていたのだ。一方デニスは、荷物を届けようと彼らの住む町まで赴くが、住民の不審な行動に疑問を抱く。一体この町で何が行われているというのか!?その謎を解く鍵は、森の奥深くにある“泉”にあった。

<感想>

とってもとってもひきつけられた映画。え?どうゆうこと?導入部分の作りはなかなか良かった!

こいつはひょっとすると、面白そうな感じだと思ったのですが、いや~そう簡単には良品には出会えません。

“泉”にわけありな話の作品なんですが、話がストレートすぎて、導入部分のサスペンス要素が、ほんの少しの間に解決し、あとは何のひねりもなく、不思議な地域の話というだけの、サスペンスとは無関係な、アンビリーバボーな話を聞かされたというもの。。。

最後のオチと言うか、いや、だいたいこの作品にオチはないのだが、ラストの尻すぼみ方、何にも映画始まった時の状況と、終わってからの状況がこの地域では変わらなかったのね。。。

単なる主人公のスケベ心からおきた、不思議体験って内容でした。

もう少しなんとかできなかったのか!この内容で、世に出すのはどうだろう?な感想でした。