『酔拳』 (1978/香港)

★★★★★★★

監督:ユアン・ウー・ピン
出演:ジャッキー・チェン/ユアン・シァオ・ティエン/ワン・チェン/

シン・ティエン 他

【STORY】
名門道場の子息、黄飛鴻は、クンフーの腕はそこそこあるが、悪友と共に怠惰な毎日をおもしろ可笑しく過ごすチンピラ崩れの若造。手を焼いた父黄麒英は、クンフーの名手“蘇化子”に黄飛鴻を託すが、早々に音を上げた黄飛鴻は脱走。だが“殺し屋 閣鉄心”に喧嘩を吹っ掛けたことから返り討ちにされて屈辱を受け、己の未熟さを思い知った黄飛鴻は、蘇化子の元に戻り修行に励む。やがて機は熟し、蘇から【奥義 酔八仙】を伝授される。一方、土地買収を巡るトラブルから麒英は鉄心に狙われていた・・

<感想>

初期ジャッキーの作品で、この作品によりジャッキー旋風が巻き起こったわけだけど、幼少ののぼうも放送される度に見ていた作品で、今でも大好きなジャッキー作品の一つです。

ストーリーは毎度のことながら単純明快なもので、弱かったジャッキーが修行して強くなり、最後に以前は歯の立たなかった恐ろしく強いボスを倒すというもの。

ただそれだけの内容なんだけど、同じような作品が何本もあるんだけど、それでもやっぱりこの時代の作品がその後のジャッキーの作品より好きだし、たまに観たいなぁと思う。

その後、『酔拳2』が16年の時を経て、カンフー色の強い作品として作られたが、あまり面白くなかった。

ただ残念なのは、今回DVDで観たんだけど、音声が広東語で観ていてもところどころ英語になってしまう。

マスターテープの保存が良くなく、音声自体が消えてなくなってしまっているのか?

修正するならするで、せめて広東語での修正をして欲しかったなぁ~と思ってしまう。