『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』 (1997/米)

★★★★★★

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ジェフ・ゴールドブラム/リチャード・アッテンボロー/

ジュリアン・ムーア/ピート・ポスルスウェイト/ビンス・ボーン 他

【STORY】
前作から4年。インジュン社のジュラシック・パーク計画は封印され、コスタリカ沖のヌブラル島のテーマパークは閉鎖、恐竜は絶滅したと思われていた。しかし、偶然ある観光客が恐竜に遭遇した。それはヌブラル島ではなく、「サイトB」と呼ばれた別の島だった。4年前の生存者、数学者イアン・マルコムは、ジュラシック・パークの発案者ハモンドにサイトBの調査を頼まれる。マルコムら研究者チームと、インジェン社現社長が派遣したハンター・チームに二組がサイトBに乗り込む。ハンター達は恐竜ハンティングを始めるが、大逆襲が待っていた。

<感想>

度肝を抜かれた傑作の前作『ジュラシック・パーク』の続編。

いや~確かに面白くないわけではない、この作品も。

 

でも何だろ?インパクトがないね。

前作の感動から期待すると、肩透かしされた感じ。

恐竜のすばらしい映像にも慣れた今作、いったいどこで勝負するのか?

映像のグレードアップ、作品の内容の良さで勝負するしかないよね?

それがどちらもいけてない・・・。映像は本当はすごくなってるはずだと思うけど、のぼうが感じたのは、前作よりグレードダウン・・・。

 

恐竜のアップ映像が多かったせいか、結構おもちゃっぽいなぁ~って思ってしまった。

 

すごいなぁ~ではなかったわけ・・・。

そして、ストーリー!これは『ジュラシック・パーク』シリーズの中で、ピカイチに面白くない!

無茶苦茶な訳で、盛り上がり箇所もなく、ハラハラドキドキもせず、結構退屈・・・。

それなのに作品時間は一番長いときたもんだ!!困ったもんだねこれは・・・。

途中、もう終わってもいいのになぁ~と思ったあたりから、ラストの盛り上がりを持ってきたわけだが、これがホント余分だと思う。

 

街中へやって来たT-レックス!

本当はここで、盛り上がって欲しかったんだろうが、のぼうはダメでしたね。

なんでゴジラなん???って引いてしまった。

とは言うものの、そこそこは楽しめるんだが、やっぱ前作の影響が大きすぎます!