【●REC】 (2007/スペイン)

★★★★★★★★

監督:ジャウマ・バラゲロ
出演:マヌエラ・ベラスコ/フェラン・テラッサ/ホルヘ・ヤマン・セラーノ/

カルロス・ラサルテ/パブロ・ロッソ 他

【STORY】
一軒のアパートが突然惨劇の場と化す戦慄のスペイン製パニック・ホラー。主人公の女性レポーターが取材現場で人間を凶暴化させる伝染病の恐怖に巻き込まれるさまを、手持ちカメラによる主観映像でリアリスティックに描く。プロフェッショナルな人々の仕事に密着するドキュメンタリー番組のため毎晩取材に励むローカルテレビ局のレポーター、アンヘラ。彼女はカメラマンのパブロと共に、今夜は消防士の同行取材を行なっていた。すると深夜、アパートの住人から“隣に住む老婆の叫びや殺してやるという声を聞いた”との通報が入り、さっそく現場へ向かうが、これが逃げ場のない未曾有の恐怖の始まりだと知る由もなかった…。

<感想>

久々にホンマに怖いと思った作品でした。

ホラー系の作品は好きなので結構観るんですが、心霊ものやミステリーものが多く、ゾンビ系のものでも『バイオ・ハザード』のようなアクション性の高いものなどを観るので、この作品のようなちょっとグロイのは久々に観た。

 

そしてPOV(ポイントオブビュー)という撮影方法によって、更に緊迫感が増したということ、また音楽はなく、リアルな音源だけというのも恐怖感が倍増したのか、とにかく怖い作品でした。

同じPOVで撮られた作品で、最近では『クローバーフィールド』があるが、それよりは作品の設定で、プロのカメラマンが取材で撮っているという状況のため大分見やすいし、作品の出来自体も相当こちらの作品の方がレベルが高い!

不自然なと言うか、ご都合主義的な部分もあるが、それは大目にみればかなりよくできた作品でした。

あとできればサラウンド効果を使っての鑑賞をオススメします。恐怖感が全然違うと思う。