『臨死』　（2007/米）

★★★★★

監督：デビッド・S.ゴイヤー
出演：ジャスティン・チャットウィン／マルガリータ・レヴィエヴァ／

マルシア・ゲイ・ハーデン／クリス・マークエット　他

【ＳＴＯＲＹ】
高校生のニックは、友人のピンチを救ったことから、不良少女に目をつけられてしまう。そんなある日、ニックは不良たちからあらぬ疑いをかけられ、ひどい暴行を受ける。瀕死の重傷を負ったニックが目覚めると、いつもと何か様子が違っていた。驚くべきことに、ニックは臨死状態に陥っていたのだった。死の淵にあるみずからの肉体を探して、さまようニック。だが、彼の姿は、もはや誰の目にも見えなくて…。

＜感想＞

ホラー要素を期待して観るとまったくホラーしていないので、拍子抜けると思いますが、そうではなくこの映画はどっちかというとヒューマンものとして観ればそこそこ楽しめると思います。

しかし映像的には臨死状態にある者の存在を、ものすごく普通の人間と変わらず表現しているので、ちょっとそこはもう一工夫してくれた方が良かったようにも思えるが、まぁ目をつむることに。。。

ストーリー展開も荒っぽい作りかただなぁ～という印象を受けるんだけど、臨死状態に陥っている自分を生還させるために奔走する様はちょっとドキドキしてしまいます。

そして若者たちは自分たちのしたことに対して、どう向き合い、どんな行動をとるのか？

その辺の変化なんかも注意して観ていくとそこそこ面白いと思う作品でした。