『リング』 (1927/英)

★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:カール・ブリッソン/リリアン・ホール=デイヴィス/イアン・ハンター/

フォレスター・ハーヴェイ 他

【STORY】
遊園地にある寂れた見世物小屋で細々と働くアマチュアボクサーのジャックは、プロのヘビー級ボクシング・チャンピオンに声をかけられ、彼の練習相手を務めるようになる。そして、生活が安定したのを期に、見世物小屋で切符売りをしている娘と結婚するが、チャンピオンの栄光に目がくらんだ彼女は、いつしかジャックを裏切りチャンピオンと愛し合うようになっていた。その事実を知ったジャックは、一念発起してトレーニングを重ね、チャンピオンとの試合に臨むが…。

<感想>

この作品、ヒッチコックの初期のサイレント作品で、非常にくだらない恋愛もの。

最近、ヒッチコックのサイレンと作品は夜には観ないようにしている。夜観ると寝てしまうので・・・。

ということで、おそらくこの作品も夜部屋を暗くして観てたとすると、きっと寝てしまっていただろう。

ボクシングのリングと彼女がチャンピオンからもらったリングをかけたのかなぁと思えるタイトルはうまいが、内容は今観るととんでもなくつまらない内容の作品…^_^;ヒッチコックだから観てしまうが…。

しかし許せないのはこの彼女だね~!!婚約をし、実際結婚もしたジャックを裏切り、チャンピオンという上っ面に目がくらみ、チャンピオンのもとへ走ってしまった。

今まで一生懸命がんばってきたジャック・・・かわいそうに。それでもジャックはまたがんばった!!

彼女を再び振り向かそうと、チャンピオンと試合をするため、どんどんランクを上げていき、やっとのことでチャンピオンとの試合が実現した!

・・・そして彼女は試合の途中には、ジャックのもとへ再び戻ってくることになる。

めでたしめでたしで終わるんだけど、退屈する映画でした・・・。