監督：ニムロッド・アーントル
出演：ケイト・ベッキンセール／ルーク・ウィルソン／フランク・ホエーリー　他

＜感想＞

決して優れた作品だとは言いませんが、個人的には結構アリな作品だったので、観てよかったと思います。

気味の悪いモーテルに泊まったがために事件に巻き込まれるって設定のでまず興味を持ってしまう。

この設定だとどうしてもヒッチコックの『サイコ』が頭をよぎる！（完成度はまったく比べ物にならないが・・・）

実際この作品も途中までは結構ドキドキさせられ、なかなか面白い出来だった。

しかし、中盤以降実際犯人が分かってしまってからの流れがはっきり言ってつまらない。

犯人は本当に殺すつもりがあるのか？

モーテルの部屋から外へ出ると襲って来るんだが、中に入ると襲わない・・・。

じわりじわりと殺そうとしているのかなとも思うが、夫婦が秘密の通路を発見し、部屋から出て以降、犯人たちも必死に襲おうとするのだが、どうもやる気あるのか！って感じだ。

ラストの意味ありげな犯人のカットも結局何にもないっていうカメラワークも×だし、お粗末な作りではあるんだが、最終的にまぁ良しとしますか！と一応は納得してしまえるもの。

時間中はそこそこ楽しめるし、上映時間も短くサクっと観れるってのも評価高め！

レトロな感じのホラー作品だし、レトロなホラーものが好きな方は１度観てもいいのでは？