『モンスターズ・インク』 (2001/米)

★★★★★★★★

監督:ピート・ドクター
声の出演:ジョン・グッドマン/ビリー・クリスタル/ジェームズ・コバーン/

スティーヴ・ブシェーミ/ジェニファー・ティリー 他

【STORY】
モンスターズ株式会社が所有する無数のドア。モンスターたちは毎日、このドアを通って人間界に行き、子どもたちの悲鳴を集め、モンスター社会の電力源として使っていた。実は彼らは、人間の子どもは猛毒を持っていると信じていて、本当はひどく怖がっていたのだ。そんなある日、2歳の女の子が迷い込んでしまう。それに気付いたサリーとマイクのコンビは、初めこそ恐怖におののいたが、やがて愛情を抱き、お尋ね者の彼女を何とか人間界に返そうとする。

<感想>

ピクサーの作品を好きになった最初の作品がこれだった!

『トイ・ストーリー』や『バグズ・ライフ』といった作品を観ても、絵がきれいというだけで、あまり好みでなかったのですが、この作品で、一気にピクサーが好きになってしまった。

文句のつけようがなく、絵は美しい。そして内容も子供向けではあるんだろうけど、大人ののぼうもしっかりわくわくさせてくれた!

扉を開けるとそこは別の世界。ドラえもんのどこでもドアで育った世代ののぼうは、そんなドア1枚にもわくわくさせられたりします。

この作品ではどこか違う世界に行くこと自体がドアの目的ではなく、そのドアの向こうにいる子供たちを怖がらせ、モンスターたちの住む世界のエネルギー源となる、悲鳴を集めること!(最後は悲鳴ではなく、○○○がエネルギー源になるところもGOOD!)

そしてモンスターたちの一番の苦手とするものが子供(^^♪

そういった設定一つ一つが面白く、最後まで飽きることなく楽しめる!

極め付けがエンディングロールの流れるところで、え?これアニメでしょ?と笑ってしまった。

まさかジャッキー・チェンよろしく、NGシーン集があるとは思わなかった!!

この辺もうまいなぁ~と笑顔になってしまう、最後まで面白い作品でした!!