『メモリー・キーパーの娘』 (2008/米)
★★★★★
監督:ミック・ジャクソン
出演:ダーモット・マローニー/エミリー・ワトソン/グレッチェン・モル 他
【STORY】
その医師夫妻と息子は、誰の目にも幸せそうに映っていた。だが、実はその医師にはもう1人の子があり、その子には重い障害があった。障害を持つ子のほうはとある看護師に預けられ、看護師はシングルマザーとして子供を育て始める。皮肉な運命で結ばれた、2つの家族。やがて25年に及ぶ葛藤が、衝撃の真実を導き出し…。
<感想>
もひとつパッとしない映画でした…。
面白くないわけでもないが、面白くもない。
双子のうち、ひとりは産まれながら障害を持った赤ちゃんだった。
同じような妹を持っていた、医師であり父親は、妻に自分の母親と同じ苦労、悲しみは与えたくないと、その子を死産の扱いにし、施設に預ける手配をとる。
しかし、施設には預けられず、届けに行った看護師が育てることに。
という内容で、その後の家族を描いたものだったが、そのストーリーがあまり面白くない…。
事実は知らない妻だが、予想通り家族の絆、愛情などは希薄なものになり、幸せな家族には程遠いものになっていく。
そして、父親が突然病に倒れ、事実が明らかとなるんだが、結びの場面も死んでいるものとばかり思っていた子供に会いに行くというところで終わりである。
何かこの作品を通してのテーマというか、伝えたいことも伝わらず、単に家族の半生を見せられていただけのような内容で、時間的には1時間半という短い時間だったので、飽きずには見れただけという作品でした。