『Mr.&Mrs.スミス』 (2005/米)

★★★★★

監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット/アンジェリーナ・ジョリー/アダム・ブロディ/

ケリー・ワシントン/ヴィンス・ヴォーン 他

【STORY】
ジョンとジェーンは運命的な出会いを果たしたのち、電撃結婚をして"Mr.&Mrs.スミス"(スミス夫妻)となった。だが、2人は互いに最も重要な秘密を明かしていなかった。実は2人の正体は、別々の組織に所属する超一流の暗殺者。やがて互いの正体を知った2人は、自分のターゲットが愛する夫であり、妻であることを知る。こうして2人は、互いに愛し合いながらも、想像を絶する凄まじいバトルを展開していくことになるのだが…。

<感想>

ヒッチコック先生の作品にも同名の『スミス夫妻』という作品があるが、これとは別物。

ただこの作品が製作されることが決まったとき、リメイク作とか言っていたような気もするが、スミス夫婦の話というだけで、全く違った作品でした。

これなら別に“スミス”でなくても、リメイクと言わなくても良かったのではないかと思ってしまいました。

 

二人の結婚にいたるまでの流れも成り行きっぽく、素性をお互いわかっていなかった。

まさかお互いが“殺し屋”であるということを・・・。

という設定のもとあるミッションが原因で、“夫婦喧嘩”が始まるわけだが、さすが殺し屋の喧嘩、お互い殺そうとしてるわけだから恐ろしく激しい!

実際の夫婦喧嘩でこのレベルの喧嘩をする夫婦がいると怖いですね・・・。

その後、今度は協力して組織と戦うことになり、ますます激しい戦いを二人が見せてくれるという映画。

 

ちょっぴりコメディ色を入れながら、この二人が見せるアクションを売りにしている映画だけど、のぼう的にはアクションよりもこういった設定の夫婦の日常生活を中心に描いてくれた方が好きだったかも。

この作品も観ていてしょうもないとは思わないけど、もうひとつ物足りなさが残る作品でした。