『Mr.インクレディブル』 (2004/米)

★★★★★

監督:ブラッド バード
声の出演:クレイグ・T・ネルソン/ホリー・ハンター/ジェイソン・リー 他

【STORY】
スーパー・ヒーローの黄金時代。正義のために戦う彼らは、人々の尊敬と憧れの的だった。だがその桁ちがいのパワーは社会に損害を与えることも多く、ついに政府はスーパー・ヒーロー制度の廃止を宣言する。それから15年。人気・実力とも最高のヒーロー“Mr.インクレディブル”も、今や保険会社のしがない社員ボブ・パーとして暮らしている。元スーパー・レディの妻と3人の子供との生活は表向き幸せだったが、ボブはかつての充実感を忘れられず、悩んでいた。そんな折、元スーパー・ヒーローが次々に行方不明となる事件が起こる…。

<感想>

ピクサー映画ということもあって、それなりに期待しながらも、どうも馴染めそうにないこのキャラに不安を覚えながら観てみたところ、やっぱり不安的中というか、これといっていいなぁ~と思うところもない普通の映画でした。

『ファインディング・ニモ』が結構気に入ったものだっただけに残念^_^;

何だろうね~途中すごく退屈するところがあり、引き込まれることがなかったからかなぁ~?

“世界より大切なものがある”というキャッチフレーズがついていたこの作品。

結局その意味はあったのだろうか?

このキャッチフレーズで想像するのは家族愛がテーマのような気もするんだけど、確かに家族愛って言えば家族愛なのかもですが、結局のところ、ヒーローを捨てきれない父親に振り回されている家族って感じに見えちゃいました・・・。

そしてみんながヒーローになっちゃいましたって感じの映画でしたね。

こんな家族がいたら面白いなぁ~と思いますが、映画として観ると、普通以外の評価はなし!

ところどころ笑ってしまう箇所があるのが救いなんですが、全体的にシリアス路線。

また観たいなぁ~とは思えない内容だっただけに残念でしたね。。。