『M(マグニチュード)8.5』 (2003/米)
★★★★★★★★
監督:ティボー・タカクス
出演:フィンタン・マッケオワン/ジャシンタ・ムルケイ/パトリック・モンクトン/
マイケル・ゼルニカー/リディ・デニア 他
【STORY】
ロシアの原子力発電施設を設計したジョシュの懸案は、別れた妻レイチェルとその愛の結晶ディランだけでは無かった。決定的な構造欠陥を持つ核施設に万が一、巨大な衝撃が加われば欧州全体を巻き込むチェルノブイリ以上の大惨事=放射能汚染が勃発してしまうのだ。施設改良に尽力を尽くすジョシュ。しかし、全ては手遅れだった。震度8.5の巨大地震が直撃、ロシア全土は地獄の炎に包みこまれてしまう…。
<感想>
とってもB級な、知名度はおそらく低いであろうこの映画。あなどってはいけません!!
映画制作費は少ないんでしょう。今ではあまりわかりにくくなってきた、合成技術。
この映画では明らかに合成してます!!ってシーンがてんこ盛り(^^♪
画像も荒く、あまり見栄えのいい映画とはいえませんが、内容はGOODでした!
パニック映画好きののぼうには結構お気に入りの1本です。
時間は92分と短めなのもだらだらとしているものよりも、飽きないし高評価になったのかも。
ストーリーの展開はよくあるパターンのもので、今は離婚して、別々に暮らす夫婦、そして家族。
そんな彼らが地震という状況に直面し、再び固い絆に結ばれていくって内容のもの。
その中で、色々な最悪な局面を四苦八苦しながらがんばって乗り切っていく。
また、防がなければチェルノブイリ以上の惨事に発展するであろう、原子力発電所の危機。
そして、これも定番、自分勝手な上司がおり、危険と分かれば逃げ出そうとし、見事に死んでしまう^_^;
そんないつものパターンの内容の映画でしたが、地震が起きてからは常にドキドキです!
結末は想像できるんだけど、それでも時間に迫られ、どうなるんだろう?ってハラハラしちゃいます。
そんなこの映画、なかなか良い1本です!もし機会があれば是非!