『変身』 (2002/露)
・・・・測定不能・・・・
監督:ワレーリイ・ファーキン
出演:エヴゲーニイ・ミローノフ/イーゴリ・クワシャ/タチヤナ・ラヴロワ/
ナターリヤ・シヴェツ 他
【STORY】
渋々ながらも外交販売員の仕事を続ける青年グレゴール・ザムザ。彼は働いて親の借金を返し、妹の学費も稼ぐつもりだった。商売の旅から久々に戻ってきたグレゴールを家族も温かく迎える。そして翌朝、目を覚ましたグレゴールは、なぜか自分が虫になっていることを知る。立ち上がることも話すこともできないグレゴール。ただ手足をバタバタさせるばかりで、部屋からも出られずにいた。やがて出勤してこない彼を心配して店の支配人が家まで訪ねてきた。皆が見守る中、部屋のドアが開けられ、ついにグレゴールの姿が家族にも露見することとなり…。
<感想>
これはまたとんでもなくどうしようもない映画でした…。
久々に評価できない測定不能な作品に出会えました!観るのが苦痛で苦痛でどうしようもない。
始まりからして、何だかどよ~んと、重苦しい映画っぽいなぁと、あきらめていたのだが、変身してからは最悪!
何に変身するかと言うと、得体の知れない虫です。
姿形は人間のまま、なぜか朝目が覚めた時には虫になっている…。
コントで人間が虫の真似をするような感じです。
それを永遠と見せられるだけの映画…。
この主人公には父、母、妹の家族がおり、お手伝いさんも雇っているという家庭。
家族達は気味悪がるだけで、病院に行こうとする様子すらない。
最後、虫が死んで今まで苦労したし、そろそろ妹の結婚話でも考えないとなぁ~。
というとんでもないまとめ方で終わっている。
何がなんやらさっぱり意味不明な作品で、正直途中から倍速で観たほどつまらないものでした。
最近面白い作品にも出会わないけど、ここまでひどいのも久々で、観ている自分がアホとちゃうかと思えるものでした。