『ヘブン・アンド・アース』 (2003/中)

★★★★

監督:フー・ピン
出演:チアン・ウェン/中井貴一/ヴィッキー・チャオ/ワン・シュエチー 他

【STORY】
遣唐使として海を渡った来栖(中井貴一)は、唐王朝直属の刺客として皇帝に仕えていた。来栖は、将軍の娘、文珠を長安まで送り届ける途中、帰国を条件に最後の仕事を命じられる。それは、命令に背いた元軍人、李(チアン・ウェン)の殺害。李は、皇帝に贈られた経典を運ぶキャラバンの護衛をしており、来栖は荷が無事に長安に着くまで勝負を中断。砂漠の道を進む一行に、盗賊団とトルコ族が次々と襲いかかり、過酷な旅を続けるうちに、来栖と李の間には深い信頼が生まれていく。

<感想>

特に作品としては期待していなかったのですが、貴一くんと、ヴィッキーちゃんが出ている、ということだけで観てみた作品です。

 

やっぱもひとつでしたね、作品的には・・・。

何だかストーリーがよくわからんし、おバカなのぼうにはちょっと難しかったよ・・・。

大筋はつかめるので、『HERO(英雄)』よりは面白かったと思うし、理解も出来たんだけど。

せっかく貴一くん、かっこいい役で出ているのに、最後は全然かっこよくない。

最後の結末も結局どうなったのかよくわからなかったし(ーー;)

戦いの場面はかっこよかったりもするんですがね。

そして、貴一くん以上にもったいない配役なのが、ヴィッキーちゃん。

何なんですか、この役は!!まったくどうでもいい役じゃないですか!!

セリフもほとんどない、重要な役柄でもないのに、なぜか画面にはちらちら出てる。

彼女の役がいったいこの映画に何の意味をもたらしたというのでしょうか?

ヴィッキーファンののぼうには物足りなさすぎな配役に怒っております!!

一応壮大なスケールは出せてはいると思うんですが、イマイチな作品でした。

途中いきなりSFっぽくなるシーンもどうかと思うしね。