『ノウイング』 (2009/米)

★★★★★

監督:アレックス・プロヤス
出演:ニコラス・ケイジ/チャンドラー・カンタベリー/ローズ・バーン/

ララ・ロビンソン/ベン・メンデルソーン 他

【STORY】
50年前に埋められたタイム・カプセルから、謎の数列メモが発見された。メモを入手した宇宙物理学者のジョンは、『この数列には一定の法則がある』という仮説を立て、やがて299691101という数字ブロックがアメリカ同時多発テロの日付と犠牲者の数に一致していることに気づく。他の数列も調べていくうちに、メモには過去50年間に起きたあらゆる大惨事の日付と犠牲者の数が記されていたことが判明した。しかもそのメモには、過去だけでなく未来に起こる大惨事まで暗示されていて…。

<感想>

地球消滅…。パニック系の映画かと思っていたら違った。

まあそれはよしとしよう!始まってすぐそういうタイプではないとわかったし、別の意味で面白そうだと感じることができたので。

ある小学校で50年後の未来へタイムカプセルを残すことになる。

みんなが未来を予想して絵を描いている中、ひとりの少女はひたすら数字の羅列を書いている。

そして50年後…という状況で物語が始まるわけだが、何だか謎めいて面白そうである!

羅列する数字の意味を解読したところ、いついつどこで大災害や大事件で何人が死ぬ!というもので、実際その通りの事がこの50年間で起こっていた。

さらに、まだ起こっておらず近々起こるであろうことも書いてあった。

予言を扱った映画か?ミステリアスな感じで興味引かれる。

予言通り大事故なんかも起き、なかなか迫力のある映像だったし、面白いかなぁと思ったのもつかの間…。

ただそれだけの映画ではなさそうになってきた。

何やら怪しい人物も出てきだした。もしや…!?

オープニングのあたりで、地球以外に生物のいる可能性のある惑星はどれぐらいあるか?

な~んて会話があったのを思い出した…。

まさかそっちの展開になるのか!?そして不安は的中する。

予言の最後は地球が滅亡するという内容。

その前に宇宙人に選ばれた者だけが救われるという展開に…。

あかん…。これはもうどうでもええ…。せっかく面白い映画化と思ったのに、一気に冷めてしまった。

無理に宇宙人ネタを詰め込まなくてよかったのになぁと思える残念な作品だった。