『担え銃』 (1918/米)

★★★

監督:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン/エドナ・パーヴィアンス/シド・チャップリン 他

【STORY】
第一次大戦最後の年にチャップリンが放った傑作戦争諷刺コメディ。冒頭は新兵訓練を受ける我らがチャーリーのヘマぶりが繰り広げられる。ひとしきり身体を使ったストレートな笑いの後、舞台は前線へ。ひょんなことで決死隊の一員となったチャーリーは、敵陣をなんと木に変装して“だるまさんが転んだ”よろしく動きまわるゲリラ作戦に出るのだった。

<感想>

チャップリンの短編作であるが、まさしくドリフのコント、いかりや隊長とその部下たち、志村や加藤、中本やブーが、軍隊の演習で繰り広げるコントと何ら変わりのないものだった。

そのコントをチャップリンの時代に生み出したのは凄いことだとは思うが、リアルタイムなドリフ世代なんで、ドリフの方が面白いなぁと思える内容だった…。

演習中にボケるのがチャップリン一人なんで、ギャグのバリエーション、パターンがドリフに比べると弱い。

チャップリンの作品とドリフのコントを比べるのもどうかと思うが、同じようなコントなもんでついつい…。

基本的にあまり好きな作品ではなかったですね・・・。