『二重誘拐』 (2004/米)

★★★

監督:ピーター・ジャン・ブレッジ
出演:ロバート・レッドフォード/ヘレン・ミレン/ウィレム・デフォー/

アレッサンドロ・ニヴォラ/マット・クレイヴン 他

<感想>

おっとこいつはだまされた!!何が『二重誘拐』なんだよ(`´)

この思わせぶりな邦題つけたやつはいったい誰だ!?まったくもって合ってないよ、このタイトル・・・。

サスペンス系で、タイトルが二重誘拐。ちょっとは期待しちゃうじゃない・・・。

期待はずれというか、とにかく何もかもが間違ってる映画だね。

“サスペンス”でもなければ、“二重誘拐”でもない。

普通誘拐ものって、犯人と捜査官(FBI等)の駆け引きやら、心理描写に重点置いて、ドキドキさせたり、どうなるんだろうとか、最後にどんでん返しでわっ!っとかを期待するじゃん!

この映画にはそのどれもない。。。新しいスタイルの誘拐ものと言えば、聞こえはいいが、なんせ退屈なんだわ~これが。。。

犯人と被害者のどうでもいいようなくだらん会話、被害者家族の鬼気迫らないやりとり。。。

どこを取ってみても盛り上がりに欠ける内容ですわぁ~。

唯一盛り上がったのは被害者が犯人の一瞬の隙をついて逃げ、犯人との追いかけっこの場面。

それもあっという間に捕まってしまったので、ほんの5分ぐらいでしょうか^_^;

だいたい、この犯人の誘拐の動機もよくわからんし、結末も何じゃそれ?

って感じで、何が言いたいのやらさっぱりちんぷんかんぷんな映画。。。

皆さん、うさんくさい邦題にはご用心ですよ!!