『二重心臓』 (2008/日)

監督:秋原正俊
出演:畑野ひろ子/温水洋一/有末麻祐子/江口のりこ/綾田俊樹/斎藤洋介/

松田洋治 他

【STORY】
天才舞台女優『天川呉羽』のパトロン轟久蔵が自宅で殺された。殺人の翌日に、犯人は逮捕された。世間的にはこれで事件は終結したのであったが、轟の所有していた天川の為に作った劇場支配人『笠』は真犯人は天川とし、本人に真実を隠蔽する代わりに自分と結婚することを迫る。『私はこの事件を脚色した演劇の企画を持っています。1カ月後にその芝居を興行してその後一緒になりましょう』と言い放ち、天川は出ていく。小屋の座付きのい脚本家・江馬に脚本を依頼し、劇場で一番といわれた名優寺本とピアニストを連れて、天川は秘密稽古に入るのであった。ある日、新聞に芝居の告知広告がなされ、一日だけの舞台が開催される。集まってくる関係者。そこでは驚愕の芸術的な芝居が展開していくのであった。

<感想>

あ~これもとことんしょ~もない映画だったよ!観て損したって感じでした。

お金がないのに無理矢理作ったような作品で、構成もなにもかもめちゃくちゃですわぁ。

オープニングは胡散臭く、お馬鹿っぽい刑事二人の棒読みの演技に嫌気がさし、中盤意味不明などうでもいいカットの連続・・・。

おまけに映像と音が全く合っていないアンバランスな状況に腹が立った。

葉っぱがそよそよと揺れている映像にも関わらず、音は暴風が吹いているような音。

しかもその映像に全く意味はない…。後半、くだらない芝居を見せられて、もうこりごりな状態でした。

場面場面も繋がりはなく、

ホームビデオで適当に撮影したものをくっつけたような素人でもまだもっとしっかりした編集するで!

というレベルだし、いいところなんて全くないくそ映画でした。