『ニュースの天才』 (2003/米)

★★★★★★

監督:ビリー・レイ
出演:へイデン・クリステンセン/ピーター・サースガード/クロエ・セヴィニー/

ハンク・アザリア/スティーヴ・ザーン 他

【STORY】
「THE NEW REPUBLIC」は、大統領専用機内に唯一設置されている、米国で最も権威のあるニュース雑誌だ。スティーブン・グラスは24歳。同僚たちの関心が政治問題に向く中、彼は身近な問題に着目。政財界のゴシップなど数々のスクープをものにし、スター記者として成長していった。そうなっても、グラスの態度は謙虚で控えめ。上司や同僚への気配りを忘れない人柄から、編集部での信頼も厚かった。しかし、ある時グラスの「ハッカー天国」という記事に、他誌から捏造疑惑説が浮上。グラスは電話取材の依頼を受ける。

<感想>

すごく地味な映画なんだけど、結構退屈せずに最後まで観れる。

ただ途中から、無性に腹立たしい感情を抱きながら最後まで観てしまうことになる。

ニュースの天才、彼は天才と呼べるほど凄かったのだろうか?

捏造疑惑がもたれるようになった1つの記事をクローズアップし、彼の捏造を暴いていくってものだけど、しっかり調べればすぐうそだってのがばればれなものばかり・・・。

偽のホームページを自分で作成なんかもしてるけど、“おいおい・・・^_^;”レベルなちゃちいHPだった。

これなら我々、個人でHPを作っている者が偽の会社HP作った方がうまく作れるぞ!!みたいな。。。

その他の偽情報も、も~そりゃ~子供だましな内容で!よく今までばれなかったね!と言いたい!

そしてそして!この捏造がばれそうになってからの彼の行動には、あきれ返りました!

まったくの子供です。うその上塗り、ばれれば泣きの一手。その上かばってよ!と言い出す有様。

映画の中には職場の状況ってのは明らかにはされていなかったが、雑誌出版社の中では一流の雑誌出版社。やはり成績みたいな重圧もあったことだろう。

自分を追い込んで行ったのかもしれない。しかし、どんなことであれ、不正はよくない!

そのことに対して、しっかり責任追及したチャック!よかったよ!!よくやった!!