『トランスフォーマー』 (2007/米)

★★★★★

監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ/タイリース・ギブソン/ジョシュ・デュアメル/

アンソニー・アンダーソン 他

【STORY】
中東カタールの米軍基地が、突然、謎の巨大ロボットに襲撃された。やがてロボットは軍用ヘリに姿を変え、まるで意思があるかのように攻撃を開始する。かつてない緊急事態に、アメリカ政府が情報収集を急ぐなか、平凡な高校生・サムは、一台の中古車を手に入れた。だが、その中古車は、実は宇宙の彼方からやってきたロボット生命体"トランスフォーマー"の一員だった。彼らは、宇宙征服を企む邪悪な"トランスフォーマー"メガトロンを追って、地球にやってきたのだが…。

<感想>

やはりというか、良くつけても星5つの普通の出来止まりの映画でしょうね、この作品は・・・。

思っていた通り、作品の内容なんてあったもんじゃありません!それに対しては文句つけるつもりもない。

もともとどうでもいいようなストーリーだと割り切ってみているので、それに対して失望感はないが、この映画の最大の魅力であり、全てといってもいいこのトランスフォーマーのロボットたち。

のぼうが実際アニメやおもちゃなどで遊ぶ時期とは少しずれて人気だったトランスフォーマーなんで、凄く目にして、手にしてというレベルではないが、大体どんなものかは知っていた。

ロボットものとしてはそれほどカッコいいロボットものではないのだが、やはりあまりかっこよくはない・・・。

同じロボットものなら、のぼう世代は『ガンダム』に魅力を感じてしまう。

そんなトランスフォーマーを扱ったこの作品の見所はロボットへ変身する瞬間だろう!

確かにあの変身の瞬間はすごいなぁ~と思ってしまうが、ただそれだけといった感じです・・・。

さらに言うなれば、せっかくかっちょいい変身を見せても、どれも変身後は似たり寄ったりで、いざロボット同士の戦いとなれば、さあどっちがどっちだかさっぱり分からず、観ていてもつまらない。

凄い音響とすさまじい映像で、一応観切れてしまうのだが、話のネタ止まりの映画です。

元ネタがこんな感じのロボットたちなので、仕方ないのだけど、あの早い動きを映像で見せる以上、もう少し各キャラの特徴をくっきり分けたほうがいいのでは?

同じ車がロボットに変身するタイプなら、日産のCMの方が好きだったりして!!