『デビルズ・バックボーン』 (2001/スペイン)
★★★★★
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:マリサ・パレデス/エドゥアルド・ノリエガ/フェデリコ・ルッピ/
イレネ・ビセド/フェルナンド・ティエルブ/イニーゴ・ガルセス 他
【STORY】
内戦が続く1930年代のスペイン。人里離れた孤児院にカルロスという少年がやってくる。彼があてがわれたベッドは、孤児院の中庭に不発弾が落ちてきた夜に姿を消した、サンティという少年が使っていたものだった。やがてカルロスは、不気味な少年の幽霊を目撃する。それはサンティの幽霊だった。いったい彼の身に何が起きたのか……。
<感想>
やっと、観ることができました!『デビルズ・バックボーン』
近所にはなくて、電車乗って借りに行かなければいけないところにありました・・・。
さて、やっと見つけた『デビルズ・バックボーン』、正直期待はずれでございました・・・。
もっと本格的な幽霊もののホラー映画かと期待していたのですが、違ったみたい。。。
すごく設定はいいと思うんです!
閉ざされた場所にある孤児院、孤児院の中には怪しげな、くせのある人々が・・・。
そして、謎の死を遂げた少年と、幽霊。
もっとホラーてんこ盛りに仕上げようと思えば出来たような、設定なのですが、この監督、欲張ったのでしょうね~^_^;“ホラーだけでは物足りない!”
っとばかりに、色々やりたかったのでしょう。。。しかし、それがいけない・・・(-_-;)
ホラー的な部分を見せようと、必死に色々複線をはってはみるものの、最終それらは何の意味も持たない、ただのやりっぱなし状態に・・・。
結局、この監督ホラーはどうでもよくなってきたのか?サスペンス路線に?
え?少年たちの成長ぶりを撮りたいのか?・・・という具合にかき乱すかき乱す!!
とっても中途半端な作品に仕上がってしまい、どの分野でも成り立たないものとなっている。。。
こういったどっちつかずの作品は、1回観ればもう二度と観ようとは思わないし、路線はキッチリ決めて作って欲しいもんですね!!期待しただけ損しちゃいました・・・。