『デジャヴ』 (2006/米)
★★★★
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン/ポーラ・パットン/バル・キルマー/
ジム・カヴィーゼル 他
【STORY】
2006年2月28日、アメリカ・ニューオリンズで543名もの犠牲者を出したフェリー爆破事故が起こった。ATF捜査官のダグ・カーリンは、現場近くで発見された女性・クレアの遺体を見た瞬間、どこかであったことがある…そんな奇妙なデジャヴ(既視感)を感じる。爆破事件と殺人事件に繋がりがあると感じたタグは、クレアの家へ向かう。するとタグの目に飛び込んできたのは『君は彼女を救える』という文字。そこへ留守番電話からタグ自身の声によるメッセージが流れてきた…。
<感想>
もっと純粋なサスペンスを想像していたけど、だいぶ違った内容だった。
サスペンスは二の次という感じで、超近代的な、そして本当にあったら怖いような装置を使ったタイムスリップが中心のような話だった。
これがあまり面白くない内容で、パッとしなかった…。
この装置があれば何でも来いみたいなもので、現場検証や証拠物品、その犯行動機など数少ない手がかりをもとに犯人を探していく、というサスペンス・ミステリーの楽しみはなく、それを期待して観てしまうとイマイチでした。
この装置というのが4日前の現実の世界を現実以上に見ることができる装置で、好きなアングルに切り替えたり、家の中でもおかまいなし!
はっきり言ってプライバシーも何にもない!
ものすごい装置で、さらにその現場にものを転送出来たりもする。
最後には人が転送されて…という流れになって行く。う~んぼちぼちでしたね。