『テイキング ライブス』 (2004/米)
★★★★★
監督:D.J.カルーソー
出演:アンジェリーナ・ジョリー/イーサン・ホーク/キーファー・サザーランド/
ジーナ・ローランズ/オリビエ・マルティネス 他
【STORY】
モントリオールで白骨化した死体が発見され、FBI捜査官のスコットがプロファイリングにやってきた。早速、地元刑事とともに捜査を開始するが、その矢先、新たな殺人事件が起こる。目撃者のコスタが犯人の似顔絵を描き、スコットたちは犯人がマーティン・アッシャーであると突き止めた。アッシャーは10代の頃から殺人を繰り返し、被害者になりすましてはその人生を乗っ取り生きている。その頃、コスタの周囲に謎の男が近づいていた。
<感想>
う~ん、かなり導入部分でだまされてしまう映画でした。
観始めるまでは、きっとイマイチなできなんだろうなぁ~と言う予想をしていました。
まあ、一応サスペンス好きだし、一回観とけばいいかなぁ~程度の期待で観始めたんです。
ところが、どうでしょう!オープニングの部分で、「お!ひょっとしてあたりちゃうんか?この映画。」
というところまで、期待は膨れていったのです!ひょっとしてひょっとするかぁ!?
そんなわけはありませんでしたね、やっぱ^_^;見事に期待通り!!ふつ~な内容です。
アンジェリーナ扮するFBI捜査官、お前はホンマFBI大失格だと思いますよ!
よ~今まで、手柄上げてこれたなぁ~ってこの事件だけ見てると思うのは間違いでしょうか?
殺人犯に恋し、関係を持っちゃう?どうして、そこまで惹かれてしまうかなぁ~!?
大体、初動捜査で、ホシを完全にシロだと決めてしまって、何の疑いも持たないか?
市警の方が、ひょっとするとあいつは怪しいんじゃないかと疑っているのにもかかわらずですよ・・・。
観客が観てたって、絶対怪しいと思う人物だったのに、そんなに寝たかったのだろうか???
なんだか、“アンジェリーナのアンジェリーナによるアンジェリーナのための映画”みたいな・・・。
一人で楽しみ、一人でわやくちゃにし、一人で解決したみたいな・・・。
もっと違う作り方をしていればもっと面白くなる内容だっただけに残念・・・。