『大地震』 (1974/米)

★★★★★★

監督:マーク・ロブソン
出演:チャールトン・ヘストン/ジュヌヴィエーヴ ビジョルド/

エバ・ガードナー/ジョージ・ケネディ 他

【STORY】
カルフォルニア地震研究所は、地震データから恐るべき予想をたたき出した!それは48時間以内に予想を絶するマグニチュード8以上の大地震が迫ってくると…。そのパワーは核爆発に匹敵するというのだ。そして、その予想は的中し、大地震は人命、ビル、家屋、高速道路に多大な被害を与え、大都会ロサンゼルスの街をパニックにおとしいれる。

<感想>

『タワーリング・インフェルノ』と同じパニック映画の代表作。

ただ『タワー~』と比べると少し劣る作品ではある・・・。

のぼうも大地震を経験し、その恐怖を体感したが、この映画でも地震の瞬間の恐怖を体感できる。

作品中の地震音はまさに本物!!「ゴゴゴドオォォー・・・」(字にすると変だけど)

そして大地震をきっかけに、人間関係・人間性を表現しており、引きこまれると思う。

ただ、最初の地震が発生してから、大地震にいたるまでの間が結構余分な映像というか、引っ張りすぎの感じもし、もう少しまとめ上げた方が引き締まったものになったのでは?

そしてラスト。

仕方がないと言えば仕方ないが、どうまとめることもできず、あれ~ってエンディングに・・・。

しかし、地震発生からラスト前までは良いと思う。

パニック状態に陥ったときの人間の取る行動のさまなど、教訓として覚えておいてもいいなぁと思うところも。

自分勝手なやつにはならないために。