『ソウ』 (2004/米)

★★★★★★★★★

監督:ジェームズ・ワン
出演:ケアリー・エルウェズ/ダニー・グローヴァー/モニカ・ポッター/

マイケル・エマーソン/ケン・リョン 他

【STORY】
老朽化したバスルームで覚醒する2人の男、アダムとゴードン。どちらも片足を太い鎖でパイプに繋がれ、身動きがとれない。部屋のほぼ中央には、頭部を撃ち抜いた死体が転がっている。全くの不可解な状況で彼らに与えられたのは、テープレコーダーとテープ、一発の弾丸、タバコ2本、携帯電話、2本のノコギリ。テープを再生すると、生き残りたければ、6時間以内に相手を殺さなくてはならないと告げる声が。いったい誰が何のために?そして、なぜ、彼ら2人なのか…。

<感想>

いやいやいや!!これは良かった!ぜひ観て欲しい1本ですね!

最初から終わりまでハラハラドキドキのしっぱなしで、久々に画面に釘付け状態になったのでは?

たいてい、途中ちょっとだるいなぁ~とか、気がそぞろになったりするもんなのですが、この、『ソウ』は久々に集中力がノンストップで観れました!

のぼうは原作を読んでしまっていたので、結末まで知ってたわけですが、それでも良かった!

結末は絶対ここでは言えませんが、なるほど~って言うか、結構驚きですよ!

時間も2時間弱の映画で、ちょうどいい長さだし、その中にギュッと凝縮された作品で、ほとんど文句のつけようがないすばらしい作品!

満点にいかなかったのはこの二人の緊迫感が若干弱かったかなというところかな。

タイムリミットを決められ、それを過ぎると殺される。

そんな状態の中、この密室での二人の行動が、鬼気迫ってきたのは最後の最後。

それまでの何時間かはそれがちょっと弱かった感じもするので、惜しいところ。

話の中で情けないのは、警察官。あっという間に死んじゃうところは、おいおい・・・って感じでした。

しかし、惜しい部分なんて微々たるもんで、そんなことはどうでも思えるぐらい、良い作品ですよ!

ちょっとグロイ部分もありますが、それでも画面に釘付けにさせるのはすごいです!