『サボタージュ』 (1936/英)

★★★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:シルヴィア・シドニー/オスカー・ホモルカ/ジョン・ロダー 他

【STORY】
善良な映画館主を装って破壊工作活動をする男と、彼の家庭に八百屋の御用聞きを装って近づく刑事の対立。若い妻は夫の正体を知らない。危機を察した男は、義弟に時限爆弾の入った包みを、それとは知らせずに託して運ばせようとする。だが、遊びたい盛りの幼い義弟は道草をくって遅れ、バスに乗っている最中、爆発。少年もろとも吹き飛んでしまう。それが夫の仕業と知った若い妻は、弟の復讐を決意し…。

<感想>

最後までうまくまとめていったね~っていうぐらいの作品で、特別にどうっていう作品ではなかったかな^_^;

途中の少年が爆弾の入った包みを知らずに運んでいるシーン、少年は爆弾だと知らずに道草しながら運んでる、でも爆発時間まであと少しってところは、時計をカットカットの合間に映し出し、せまってるんだぁ~って感じがすごくしてきて、ちょっとハラハラしちゃいましたが。

 

ただ、このシーン、少し問題ありなわけで、何かと言うと、何も知らない子供に爆弾を運ばせ、爆死したということに対し、観客が怒ってしまったと言うこと。

以後ヒッチコックはこういったストーリー、シーンは撮らなかったらしいよ。

オチは『恐喝(ゆすり)』とおなじようなものなんですね~。っまあまりオススメなものではありません。。。