『激突!!』 (1971/米)

★★★★★★★★

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:デニス・ウィーバー/ティム・ハーバート/チャールズ・ビール 他

【STORY】
ハイウェイで平凡なドライバーが理由もなく突然、大型タンクローリーに追い回される。終始一貫して終われるドライバーと巨大な無表情なタンクローリーという機械だけの描写で、追う者が姿を見せないため、見るものは不気味な恐怖感に襲われる。弱冠25歳のスピルバーグは第一級のサスペンス・アクションに仕上げ、その才気をうかがわせた。TV作品としてくつられたが、日本では劇場公開され大ヒットした。

<感想>

最近、特にスピルバーグの作品は低調気味というか、観ててもハラハラドキドキもしないし、いったいどうしてしまったんだ!!ってことで、今回はスピルバーグの処女作であり、ものすごく単純でありながら、まさしくスピルバーグだよ!!って感じの『激突!』を紹介します。

ストーリーは単純で、ある一人の男性が終始追い回されるというもの。

しかし、車を運転する人なら一度は経験したことがあると思うけど、前を走る車がものすごく遅い!!って状態を。

そんな状態でみなさんならどうします?のぼうは間違いなく抜きさらします!!

きっとみなさんも同じなのでは?

抜いた車がヤンキーの車で、一瞬むかつかれたのか、追われたという経験もなくはないのですが。。。

しかし、この映画ほど、追い回されたらと思うと、ぞっとします・・・。しかも殺意を持って。。。

結局最後まで、タンクローリーの運転手がどんな運転手かもわからず、理由も抜いたことが原因なのか、それ以外にもあるのかもわかりません。

しかし、なんせ不気味!!

ここまでこのストーリーだけで、見せられるのは、スピルバーグだからでしょう!!

ところが最近はどうよ!!まったくといっていいほど面白くない。。。金だけはかけるけどね・・・。

低予算でもここまでいい作品が作れるという証明みたいな作品です。

映画を最後までみたあなたはきっと、主人公同様、スキップして喜びたい気分になるはず!!

まだ観たことがない方は、スピルバーグはこんな作品も作っていたんだという風にも思っていただけるのでは?

オススメの作品です。

レンタルではまだあると思いますが、セル自体は廃盤になってるものなので、入手困難かも??

っま、一度ご覧になってください!!