『クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち』 (2003年/仏)

★★★★

監督:オリヴィエ・アダン 脚本:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ/ブノワ・マジメル/クリストファー・リー/カミーユ・ナッタ 他

【STORY】
壁に掲げられたキリスト像が、血を流す―。その奇怪な事件は、フランス・ローレヌ地方にある由緒ある修道院にて起こった。事件の捜査にあたったニーマンス警視は、その場所で壁に埋め込まれた死体と、死体の横にある謎の紋章を発見する。一方、若手刑事のレダは、麻薬捜査を進めるうちにキリストを自称する正体不明の男の存在を知る。2人の刑事が追う別々の事件は、やがてひとつに繋がりだす…。

<感想>

今回の作品も予告コマーシャルにまんまと騙されたと言ってもいいでしょう・・・。

前回の作品『クリムゾン・リバー』の紹介の時にも書きましたが、この2の宣伝を見て、一度観てみるか!

っと思ったんです。あえなく前回も失敗でしたが・・・。今回もそれ以上に失敗でした・・・。

のぼうが期待するサスペンス・ホラーのテイストはオープニングだけでした・・・・。

その後はアクション要素が65%、アドベンチャー要素が25%、サスペンス要素が10%といったとこかな?

題材的には宗教がらみのお話だし、じっくり攻めれば面白そうな作品になったようにも思うけど、やっぱリュック・ベッソンがダメなんでしょうね。。。彼には失望させられっぱなしです・・・。

結局この作品ではどういった内容だったのかが、非常にわかりにくい!目的がないんですから!

さらに話しにつながりが見られないのが、話をわかりにくくしている要因だと思います。

それぞれのカットをただ、つないだだけ。ぶつ切り状態のストーリーに納得いきません!

驚くべきことはこの僧侶たちの運動能力の高さ!薬を使っているということでしたが、それを知らないうちはぶったまげの運動能力にのぼう笑顔でしたね!

まぁ~、何とも言えない中途半端な作品ですわぁ~。何がしたいのかわかりませ~ん??