『海辺の家』 (2001/米)

★★★★★★★★

監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ケビン・クライン/クリスティン・スコット・トーマス/

ヘイデン・クリステンセン 他

【STORY】
建設デザイナーのジョージ・モンローは妻と別れて以来、たった独りで昔から住んでいるボロ家で暮らしていたが、自分が癌に侵され、余命幾ばくもないことを知る。そこで、昔から夢だった家を立て直すことを決意する。元妻との間にもうけた16歳の息子サムは、元妻と彼女の再婚相手の家で暮らしているが、反抗期の真只中で手に負えない。そんなサムを夏休みの間預かり、一緒に家を立てようと試みるジョージ。しかし、彼の体を癌が着々と蝕んでいく…。

<感想>

いやいやいやいや!!あなどってはいけません!!すごくすごくいいです、この映画。

のぼうは泣いてしまいました^_^;すっかり観るのを忘れていたのですが、見事でした!!

のぼうは家が好き。建築家になろうと思ったこともあるので、このお父さんの家に対するこだわり、若干ですが、わかるんです。まぁ、家そのものの話はさておき、とってもすばらしいヒューマンドラマです。

家族を失い、職を失い、そして自らの命も失おうとしている主人公。

そんな彼が最後に残そうとするもの、最後に取り戻したいもの。それは家族の絆。

途中、さまざまなシーンが、そして話がされますが、そのどれもが重要な場面であり、話であり、どのカットにも無駄がない。ちゃんとしっかりまとまってくるんです。

そして、彼が取り戻したかったものも。そして、最後は・・・・。もう泣けます、ホント。

こんなにしっかり感動できた作品は久々ですね。まだ観てない人、オススメです!!