『暗殺者の家』 (1934/英)

★★★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:レスリー・バンクス/エドナ・ベスト/ピーター・ローレ 他

【STORY】
スイスにウインタースポーツをしに来ていたローレンス夫妻は、殺人事件に巻き込まれる。殺された男の虫の息の一言を聞いたため娘が誘拐され、娘の救出のために国際諜報団との対決を余儀なくされる。ロンドンに帰った夫ローレンスは、友人を連れて娘ベティの救出に向かう。

<感想>

原題は『THE MAN WHO KNEW TOO MUCH』。その後、知りすぎていた男』としてリメイクされる。

話はというと、巻き込まれ型のサスペンス。

ただし『知りすぎていた男』と比べると、やはり見劣りする。内容がこっちの方がちょっとわかりにくい・・・。

映画の時間も短めで、何だか無理やりこじつけていったという感じも。。。

ただ、アルバートホールでの暗殺未遂事件の場面は見所。結構ハラハラする。

というのも、この場面は後の『知りすぎていた男』とほぼ同じ。

すでにこの時にこの場面だけは完璧だったようだ。

その後、子供を救出する場面までは、両作品で違った助け方をするので、見比べてみるとそれぞれの味があっていいのでは?

ただこちらはあまりにも警察との打ち合いが単調で、飽きてくる。。。

それにしてもこの男誰かに似ていると、思いませんか?

のぼうは中川家の弟に似てるなぁ~って思ってしまうよ^_^;