『アイ・アム・レジェンド』 (2007/米)

★★★★

監督:フランシス・ローレンス
出演:ウィル・スミス/アリーシー・ブラガ/ダッシュ・ミホック/

チャーリー・ターハン/サリ・リチャードソン 他

【STORY】
2012年、人類が死滅してしまった地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビルだけが生き残る。彼は究極の孤独と闘いながら、愛犬サムとともにほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続ける。太陽の光が消え去ると、いっせいにうごめき出す不気味な影、“ダーク・シーカーズ”の脅威と闘いながら、途切れそうになる希望をたぐり続ける日々。そんなある日、ネビルは、ある驚くべき事実に気づく。

<感想>

『地球で最後の男』的な作品は今までにも何本か観たが、共通して言えるのはイマイチであるということ。

一応、この作品も当初話題となっていたので、観ないとなぁ~とは思っていたものの、どうせ、くだらない映画だろうなぁ~とも思っていたので、さほど意気込んでさぁ観なきゃ!

とはならなかったからまだ普通に観れたのかもしれませんが、はっきり言ってくだらないです!

やっぱりなぁ~と半分諦めモードで観ているので、あら捜しを楽しんでいるという変な見方に・・・。

まず、物語の舞台となる状況への説明があまりにも少ない点が挙げられる。

そして、不自然な点として、ライフラインはこんな状況にも関わらず、普通に動いている・・・。

さらに、主人公は生き残った人間を探しているはずなのに、出会った時の喜びが全くない!

も一つ言うなら、愛犬が死んでからの主人公の行動に疑問が・・・。

最後の疑問は、まぁ今まで誰もいないこの世界で、唯一のパートナーだった愛犬が死んだことで、精神的にどうしようもない状況になってしまったんだなぁ~と思えば、そこはよしと出来るのだが、それ以外にも、もういたるところに“クエスチョンマーク”だらけの映画だった・・・。

ホラー作品とするのかどうかも曖昧な作りとなっているので、怖さを求めることも出来ず、どうこの作品と向き合えばいいのかが決めかねるなぁ~というのが本音だろうか。