『大江戸捕物帳?』

明け方目が覚めると足元に堅いものが。。。

 

よく見ると足元に横断状態で寝ているのぼうさんがいました。

 

「なんでそんなとこで寝てんだ、この人」と思いつつ、

 

『ちょっと、ちゃんと元に戻ってよ!』

 

と声をかけて私はトイレにむかいました。

 

部屋を出ようとしたその瞬間!!私は何者かに腕をつかまれました。

 

ギョっ!として振り返るとのぼうさんでした。

 

そしてのぼうさんは

 

『おしず、お待ち、いかないでおくれ~』

 

と叫びました。

 

『ちょっと離してよ、なんやそれ』と私が言うと、

 

『大江戸捕物帳だよ』とのぼうさんはつぶやきました。

 

そしてのぼうさんはトイレの前まで私についてきて、一緒に入ろうとしました。

 

『のぼうさんトイレは私が入るんだよ。トイレは一人で入るものなんだよ!!』

 

のぼうさんはまったく日本語が理解できないという顔をして、

 

床で寝てしまいました。

 

みなさん、のぼうさんの意識はどこからどこまであったと思いますか?