『生と死の間』

やり手の青年実業家キャルーはある日交通事故を起こしてしまう。
意識はあるが体が動かない。
小指だけわずかに動くことに気付いた彼は必死に訴えかけるが、
見た目はハンドルに挟まれ、明かに死んでいるような状況のため、だれもわかってくれない。
そればかりか金目のものを盗まれていくありさま…。
とうとう死体安置所に移されるハメに。
生きている証しを小指を動かして示そうとするが、運ばれる際、ふとももの下に手をしかれたようで、動かせない!
交通事故の場面以降、声だけの演技でみせてくれた、ジョゼフ・コットン。
誰か気付いてやれよ~!とハラハラする見事な作品。
最後、生きているという証しを小指以外の方法で示せたキャルー。
良かったぁと安心しました!さてその方法とは?